ここは、大石 秀一郎の部屋。
彼は、几帳面な性格らしく、部屋はきれいに整っていた。机にも、筆記用具とノートが1冊、置いてあるだけだった。
“ペラペラペラ・・・・・・”
風が窓から入ってきて、そのノートのページをめくった。
それは、どうやら日記帳らしい。
6月16日月曜日
あれから、1ヶ月が経つんだな。ちゃん、君がそっちに戻ってから。俺は、それ以来、日記で話しかけているけど、無駄なんだろうか。まぁ、いつか、聞いてくれる日がまた来る、と信じて今日も書くよ。
そうだ。今日は、みんなの状況を書くことにするよ。
ちゃんが戻ってから、越前は
「お節介な奴が減って、よかったっスよ。」
と言いながら、
「ま、ファンタをおごってくれる人も減ったけど。」
と言っていたよ。
桃は
「ケンカする相手が1人減って、気が楽っス。」
と言いながら、
「でも、張り合う奴がいないと、調子が狂うんスよ。」
と言っていたよ。
海堂は
「ちょっかいを出してくる奴が減って、よかったんじゃないんスか。」
と言いながら、
「俺のことを見て、ビビらない女子も減ったが。」
と言っていたよ。
みんないろいろ言いながら、本当は、結局、淋しがっているんだ。それは、3年にも言えることで・・・。
タカさんは
「部活のムードメーカーが1人減ると、やっぱり淋しいね。」
と言っていたけど、ラケットを持たすと
「ショッキ−ング!」
って、叫んでいたよ。
乾は
「マネージャーの仕事をしてくれる奴がいなくなり、雑用の30%を俺がしなくてはならない。」
と言って、本当は、淋しいくせに遠まわしに表現していたよ。
不二は
「ちゃんが戻って・・・?・・・うん。僕だって、淋しいよ?」
と言っていた。ウソに聞こえる?俺もそう思ったけど、表情が本当に淋しそうだったんだ。
手塚は、九州に行ってしまった。肩の治療でね。なんだか、どんどん人が減っていくような気がするよ。でも、手塚が九州に行っても、みんな、頑張っていたし、心配はいらない。
もちろん、俺だって、ちゃんが戻ってしまって、淋しい。でも、2ヶ月前、ちゃんは、そっちに住んでいて、もともと俺達は、ちゃんがいなくても生活していたんだ。不思議だな。たった1週間、一緒にいただけで、離れると、こんなにも淋しくなるとは。でも、俺達の淋しさはアイツに比べると、断然マシなのかもしれない。
英二は、ちゃんが戻って、急に元気が無くなったよ。笑っていても、どこか、曇った感じがして・・・。きっと、ちゃんも、そうなんだろうな。
じゃ、また会える日まで・・・。
ここは、 の部屋。
部屋は、きれいとは言えない。机の上には、プリントが散乱している。しかし、机の一部だけが、なぜか、きれいだった。そこにはノートが1冊、置いてあった。
“ペラペラペラ・・・・・・”
風が窓から入ってきて、そのノートのページをめくった。
それは、どうやら日記帳らしい。
6月16日月曜日
あれから、1ヶ月が経つんですね。うちが、こっちに戻ってきてから。うちは、それ以来、日記をつけ、みなさんに話しかけてるんですけど、無駄なんですかね?まぁ、またいつかみなさんに会えることを信じて、今日も書きますね。
今日は、1ヶ月記念ということで、1人1人にメッセージを送ります。
では、まずリョーマ君。
いつも、寝坊してたけど、今もしてるん?アカンで。先輩に迷惑かけたら。寝坊せーへんようになったら、ファンタ1本おごったるワ。
次、桃。
自分は、食べすぎ。そんなに飢えてるんやったら、杏ちゃんの愛でも貰っとけ!そう、そう。まだ「橘 妹」って呼んでるん?進展はあったの?クスクス・・・。
次、海堂。
あんまり、桃とケンカしたら、アカンで。「マムシ」なんて言われても、薫ちゃんは薫ちゃんやねんし。・・・あれ?薫ちゃんって言われて、怒ってる?怒っててもカワイイで。薫ちゃん。
それから、タカ先輩。
また、タカ先輩特製の『ちらし寿司』が食べたいです〜!まだ、修行してるんですよね?あれ以上、美味しくなったら犯罪ですよ!新メニューは、うちが1番に食べます!
それから、乾先輩。
他校のデータは揃いましたか?うちが戻って、部活のマネージャーがいなくなったら、あんまり、偵察に行けないですよね〜?それでも、データを揃えるのが、乾先輩ですが・・・。
それと、不二先輩。
今、「それと」って、何?って、思ってますね〜!怖い・・・。黒いオーラが見えてますよ!冗談です。ホントは淋しいですよ?不二先輩と離れて。ホントですってば!
それから、大石先輩。
相変わらず、桃と海堂のケンカの止め役は、大石先輩がやってるんですか?うちが戻ったら、手伝いますね!えっ・・・?うちが入れば、もっと大変・・・?まぁ、そう言わずに・・・。
それから、手塚部長。
やっぱり、眉間に皴を寄せてるんですか。って言ったら、また皴を寄せそうですね。ダメですよ。柔らかく、柔らかく。肩の調子も悪いんですから、表情だけでも良くしましょう!
最後に英二先輩。
どうですか。うちへの想いは変わってませんか?うちは、こんなに離れていても、想いは薄れそうにありません。むしろ、前より好きになってるぐらいです。・・・すごく、淋しいです。また、会えますよね?
なんか、暗くなっちゃったんで、この辺にしておきます。
それじゃ、みなさん。また会える日まで・・・。
2人とも、日記はそれで終わっていた。
今日は、どうやら6月17日らしい。
〜5月9日〜
この日、はこちらの世界で、学校に通っていた。
「・・・はぁ。英二先輩、カッコイイわ〜。それにカワイイし・・・。愛してる〜。」
「はいはい。わかった、わかった。」
いつものように、友達の と話していた。
「わかってへんやん!でも、今日の夜、英二先輩が迎えに来んねんで?って言ったら、どうする?」
「それは、よかったじゃないですか〜。」
「もの凄、棒読み・・・。」
「だって、普通に考えてみ。英二先輩は、違う世界に住んでんねんで?」
「だから、迎えに来てくれんの。」
「はいはい。授業中は妄想、やめときや。」
「うるせー!」
そんな話をしていた、その日の夜。
「ホンマに来てくれたら、いいのに・・・。・・・・・・・・・英二先輩・・・。」
菊丸 「呼んだ?」
「えっ・・・?!」
そう。本当に菊丸が、の家に来たのだった。
菊丸 「いいリアクションで、嬉しいんだけど、時間が無いんだにゃ〜!」
「時間・・・ですか?」
菊丸 「そうだにゃ〜。早く行かないと、扉が閉まっちゃう!」
菊丸は『扉』と言った。は、その『扉』という言葉の意味を理解するのに、数秒、時間を費やしてしまった。
「・・・!それは、急がないと!でも・・・。」
菊丸 「詳しい話は、向こうでするにゃ〜!とにかく、今は着いてきて!」
「はい!」
そうして、は向こう、いわゆるマンガの世界へ来たのだった。
菊丸 「、でいいかにゃ?」
「いいですよ。でも・・・。うちって、こっちの世界では、どういう設定になるんでしょう?」
は『設定』という言葉を使った。
まぁ、この場合、あながち外れているとも言えないが・・・。
菊丸 「う〜ん、そだね。向こうとそんなに変わんないよ?歳は中2だし。」
「でも、なんで、こっちに来たのか、とか・・・。それより!英二先輩は、なんで向こうに行けたんですか?」
菊丸 「それがサ、俺もよく、わかんないんだにゃ〜・・・。なんか、俺、に会いたい、って思ってたら、いつの間にか・・・。」
「えぇ〜!じゃあ、帰れないかもしれないんですか?」
菊丸 「・・・帰りたい?」
「うっ・・・。いえ、そういうわけじゃないんですけど・・・。」
菊丸が上目遣いで聞いたものだから、は戸惑ってしまった。
菊丸 「でも、いつか、帰らなきゃいけない日っていうのが、来ると思う。」
「そうですよね・・・。」
2人は、静まってしまった。
菊丸 「ま!せっかく、こっちに来れたんだから、楽しもうにゃ〜!」
「そうですね。・・・あの。うちって、明日から青学に通うべきなんでしょうか?」
菊丸 「うん!転校生ってことで!」
「そうですか。それと、こっちの日付と向こうの日付って、一緒なんですか?」
菊丸 「うん、そうだよ。」
「それから・・・。」
2人は、こちらの世界でのの設定について、話し合った。
けれど、菊丸もいつの間にか、向こうに行け、そして、帰って来れただけだから、詳しいことは、わからないらしい。
菊丸 「が勝手に決めたら、いいんじゃにゃい?」
と、菊丸は(無責任なことを)言ったのである。
「そうですか・・・。」
それで、はこちらに引っ越してきた理由を『父の仕事の都合上』という(ベタな)設定にしておいた。
そして、は青春学園へ行った。クラスは運よく、桃城と同じ2-8だった。
は、菊丸からも頼んでもらい、男子テニス部のマネージャーをすることになった。
不二 「この子がちゃん?」
「・・・なんで、知ってるんですか?」
不二 「だって、英二がずっと『会いたい、会いたい』って言ってたから。」
「えっ!そうなんですか?」
菊丸 「やめろよ〜、不二!」
「そういえば、英二先輩はなんで、うちのこと知ってたんですか?」
考えてみれば、不思議なことである。の世界では、菊丸は『マンガ』の人だ。なら、なぜ菊丸がを知っているのか?
越前 「が、こっちでの『マンガ』の人だっただけ。」
「へぇ〜。そうなんや〜。・・・っていうか、リョーマ君。うち、一応年上・・・。」
そしては、こちらの世界で1週間の時を経た。日付的に言うと5月16日。そう。日記によると、この日がの帰る日である。
「リョーマ君。今までありがとう!」
越前 「何のことっスか?」 (余談だが越前は、敬語を使うようになった。)
「何でも!」
越前 「・・・気味悪いっスよ。」
「失礼ー!」
「桃。今までありがとう!」
桃城 「何が、だ?」
「別に♪」
桃城 「・・・。熱あるんじゃ・・・。」
「無いっつーの!」
「海堂。今までありがとう!」
海堂 「なんのことだ?」
「さぁ。何のことでしょう?」
海堂 「・・・?」
「まっ。あんま、気にせんといて!」
「タカ先輩。今までありがとうございました!」
河村 「俺、何か、したかい?」
「いつも、してくれてるじゃないですか〜。」
河村 「力仕事・・・?」
「それも含めてですね。」
「乾先輩。今までありがとうございました!」
乾 「・・・?・・・生憎、そういうデータは持っていない。」
「持ってたら、困りますよ!」
乾 「そうか?」
「まさか、とる気だったんじゃ・・・。」
「不二先輩。今までありがとうございました!」
不二 「何のこと?」
「ちょっと、言ってみたくなっただけです。」
不二 「・・・もしかして・・・・・・。」
「何にも無いですってば!」
「大石先輩。今までありがとうございました!」
大石 「え?何か、したっけ?」
「いつも、してくれてますよ。」
大石 「いつも・・・?」
「はい。いつも大石先輩は、優しいですから。」
「手塚部長。今までありがとうございました!」
手塚 「何か、したか?」
「この部に入れてくれたじゃないですか〜。」
手塚 「なんだ。もう辞める気か?」
「とんでもない。辞めろ、って言われても辞めませんよ。」
菊丸 「〜。どうしたの?みんなから聞いたんだけど・・・。急に礼を言うなんて・・・。」
「もう、1週間が経つんですよね〜・・・。うちが、こっちに来てから。」
菊丸 「・・・?」
「実は、うち、今日の夜、向こうに戻らなくちゃ、いけないんです。」
菊丸 「へ・・・?」
あまりに突然のことで、菊丸は間抜けな声を出してしまった。
「なんか、これはテストらしいんです。」
菊丸 「テスト・・・?」
「はい。」
そうして、は話し出した。
こっちに来てから、同じような夢を見た、けれど、それは夢なんかじゃなかった、と・・・。
「あなたは向こうの方ですね?・・・誠に申し訳ございません。私達の勝手で・・・。けれど、あなたに危害を加えるつもりは、ありません。私達の目的は、いずれはこちらの世界と向こうの世界を統一させることです。今回は、そのテストとして、あなたが採用されました。ご家族が心配だと思いますが、必ず帰れます。私達が責任を持ってお送り致します。ですので、ご安心を・・・。」
きれいな女の人がそう、言った。その日はこっちの世界に来て、わからないことがあり過ぎるから、こんな夢を見たんだ、ただ、それだけのことだ、と思っていた。
しかし、2日目も、その女の人が出てきた。
「こちらの世界は、どうですか?楽しんでおられますか?私達が見たところ、あなたはこちらの世界に、全く危害を加えない方だ、と判断されましたので、どうぞ、こちらの世界でゆっくり過ごして下さい。」
さすがに、これは夢なんかではない、とわかった。
そして、3日目。は、自分から話しかけてみたのだ。
「あの、あなたは・・・?」
「私は、あなたにこちらの世界や、このテストのルールを教える者です。」
「そうなんですか・・・。じゃあ、うちは、いつ帰れるんですか?」
「あなたが、こちらに来て1週間後。すなわち、今週の金曜日の夜に、私が迎えに来ます。」
「そんな・・・!」
「すみません・・・。これは、どうしても変えられないのです。ですから、こちらの世界の方に言いたいことがあれば、それまでにお伝え下さい。」
それ以来、その夢は見なかった、とは話を終えた。
菊丸 「じゃあ・・・。」
「はい。もうすぐ迎えが来ますね。」
菊丸 「そんにゃ・・・。俺、まだと一緒に居たい!」
「うちだって!でも、また会えますよ。だって、今回も偶然、このテストに、うちが選ばれたんですよ?これは運命としか言いようが無いじゃないですか!」
菊丸 「そうだけど・・・。」
「だから、うちらがお互いのことを覚えていれば、いいんです。絶対に会えますから。」
菊丸 「うん。わかったにゃ。・・・・・・。もしかして・・・。あれが・・・。」
「あっ・・・。そうみたいです。・・・・・・それじゃ・・・。」
菊丸 「!・・・大好きにゃ!」
「うちも、先輩のこと大好きです!」
気が付いた時には、は自分の部屋に立っていた。そして、家族に事情を(なんとか)説明した。
さて、今日、向こうの世界ではどうなっているのか。
ここは、青春学園の屋上の、そのまた上。いわゆる、屋上にある貯水塔の上だ。
菊丸は、授業をサボる時など、ここに来る。
そして、今日も居た。
菊丸 「・・・。」
が帰ってから、(さらに)授業を受ける気が無くなった。だから、今日もこうして、サボっている。
「やっぱり、ここに居たんですね。」
菊丸 「・・・?!」
「はい?呼びました?」
あ〜、ヤバイ。俺、幻聴まで聞こえるようになってる・・・、と菊丸は思った。しかし、菊丸は幻でもいいから、とにかくと話したかった。
菊丸 「〜・・・。俺、今も好きだよ。」
「だから、こうして、また会えたんじゃないですか。」
菊丸 「うん。そだね。・・・・・・って!えぇ〜!?」
そう。は幻なんかではなかったのだ。
「そうですよ。」
菊丸 「ホントのホントに?幻なんかじゃ、にゃいよね・・・?」
「はい。正真正銘、現実の人です。」
菊丸 「〜!」
菊丸は嬉しさのあまり、思わず飛びついてしまった。
「・・・。」
菊丸 「?」
菊丸が急に飛びついた時、はいつも驚くのである。しかし、今回は飛びついても、何も反応を示さなかった。菊丸は、やっぱり幻なのか、と疑ってしまった。
「あっ。よかった・・・。本当の英二先輩だ・・・。」
菊丸 「?」
「久しぶりに会ったら、英二先輩、きっと飛びついて来そうだな、って思ってたんです。なのに、さっき、飛びついて来なかったら・・・。もしかして、幻なのかな、って思ったんです。でも、やっぱり、英二先輩は幻なんかじゃなくて、現実の人でした。」
やはり、も疑ってしまったようだった。
菊丸 「・・・。そういえば、なんで、こっちに来れたの?」
「じゃじゃ〜ん!これを見て下さい。」
はそう言って、腕に着けている、ブレスレットのような物を見せた。
菊丸 「ブレスレット・・・?」
「・・・実は、これを着けると、こっちの世界に来れる、素晴らしい物なんです!」
菊丸 「すごいじゃん!」
「あの、この前、うちを迎えに来た、きれいな女の人いるじゃないですか〜。あの人が持ってきたんです。」
「この前のテストは、あなたのおかげで無事、成功致しました。そして今回、こちらの世界と向こうの世界を自由に行き来、出来る物を開発しましたので、また、テストとして、あなたに行ってもらいたいのですが・・・。よろしいですか?これを着ければ、向こうの世界へ行けます。そして、これを外せば、こちらの世界へ帰ってこられます。今日は『テスト』ですので、1時間しか、向こうにいることは出来ません。しかし、明日からは自由にお使い下さい。2回も、テストに協力して頂いた、お礼です。」
菊丸 「じゃ、今日は1時間しか会えないんだね・・・。」
「はい。でも、明日からは、いつだって会えます。」
菊丸 「ホントにホントだよね・・・?」
「はい!また、よろしくお願いしますね。みなさんにも、そう言っておいて下さい。」
菊丸 「嬉しいにゃ〜!」
「だから!いきなり飛びついたら、ビックリするじゃないですか〜!」
ここは、大石 秀一郎の部屋。
今日も、机にはノートが置いてある。
“ペラペラペラ・・・”
風が窓から入ってきて、そのノートのページをめくった。
6月17日火曜日
今日、英二から聞いたよ!明日からは、自由にこっちへ来ることが出来るんだって?よかったじゃないか。俺達も大歓迎だよ!また、よろしく頼むよ。
そうだ。もう、日記で話す必要もないし、明日からは普通の日記に戻すことにするよ。
それじゃ、ちゃん。また、明日。
ここは、 の部屋。
今日も、机にはノートが置いてある。
“ペラペラペラ・・・”
風が窓から入ってきて、そのノートのページをめくった。
6月17日火曜日
やった!ついに、ついに!自由にそっちの世界へ行けるようになりました!みなさん、英二先輩から聞きましたか?・・・また、よろしくお願いしますね!
うちは、元々、みなさんに話すだけの為に日記をつけていたんで、明日からは日記をつけるのは、やめたいと思います。だって、意味無いですからね。
それじゃ、みなさん。また、明日。
〜6月18日〜
6月18日水曜日
今日、伯父さんの病院へ行ったら、「よく頑張った。」と言われた。やっと、俺の手首のケガが治った。明日からは、練習に出られそうだ。
大石の日記は、それだけしか書いていなかった。
そして、の日記には、昨日以来、つけていないようだった。
そう。2人は、2度と日記で話しかけることは、なかったのだ。
古い作品ですね・・・。手塚部長が九州って・・・!!あと、大石副部長の手首のケガって・・・!!
しかも、そのケガが治った日を勝手に決めてて、すみません・・・。まぁ、日にちはそんなに意識しないでいただけると、ありがたいです。とりあえず、日記をつけていたということを強調したかっただけなので。
っていうか、こっちの世界もマンガになってるって・・・!!どういう状況だよ?っていうか、どんなマンガなんだ??
いや、いろいろ無茶があったり、おかしな所が満載で、本当に申し訳ありません!(土下座)
この頃、本当に病んでまして、こうなればいいなぁと思って書き、数少ない友人へメールで送りつけてやりましたよ!(←迷惑)
でも、この友人は、私がこんな人物と知った上で、今でもお付き合いを続けてくれているので、本当に感謝しています。そして、これからもヨロシク☆(←これでも、一応反省はしています!)